かなりご無沙汰になってました、、、
時間が過ぎるのは本当に早いもので、年が明けて訓練も残り3ヶ月を切りました。
日数にすると40日程度なので、ほんとに残り僅かです!
前回書いた記事が夏頃だったので、そこからの期間の事をまとめていきたいと思います。
練習〜製作
夏休み明けは手加工で幾つかの組み手の練習をしました。
ホゾ組みや相欠き組み、あられ組みなどです。
鋸、鑿、鉋を使いますが、1番苦労するのは鋸でした。
鋸を墨線に合わせて真っ直ぐ切るのってほんとに難しいです。
人それぞれ癖があるし、つい力を入れてしまうとすぐ曲がっていく。
そもそも切ってるラインがちゃんと見えてないと、うまく切れてるかどうかわからない。
年齢が上がるほどに厳しくなるでしょうね。
練習を一通りやると、やっとこさ製作課題にとりかかります。
全て手加工で仕上げる小箱を作ります。
やっと製作物に取り掛かれる楽しさの反面、この課題は関西の職業訓練で決められた共通の製作工程?があるらしく、なかなかめんどくさい手順に沿って作ることになりました。
木取りも荒材のどこを取る自分で決めて、木の元末、木表裏の指定もあるので、ただ単に加工すればよい、という訳ではありません。
この辺りは、自然素材を使う木工ならではで、難しいところでもあり、楽しい一面でもあるのでしょう。
前職で金属加工に少し携わってましたが、そんな事を意識する必要はありませんでした。
ここまでフルで手加工で仕上げることは仕事では無いでしょうが、基本中の基本だと思って、僕は楽しんでやりました。
↓ちなみにこんなヤツです。
桂、引き出し付き。取手と仕上げ方法は自由なのでバイト先でもらったアフリカンブラックウッドを旋盤で削ったやつをつけて、オイルを塗りました。
たまたま赤身が多かったので良い色合いに仕上がったと思います。
以上、訓練校記録 手加工編でした。